倉庫

ひたすら考えたことをひたすら書き殴ってひたすら終わる。

読書がはかどらない

 最近読書がはかどりません。もともと読書自体は嫌いではなく、以前もこのへんで読書についての私見を記事にした事がある程度には読書は好きなのです。それが去年はまあはかどらなかったこと!

 なぜはかどらなかったのか。散々読書が好きだと言っておきながらあっさりとゲームに浮気したからなのか。出先で暇だったからとうっかりDLしたtviewが予想以上に使いやすかったせいで帰宅してからもtumblrに漬かってるからなのか。漫画だけは積むまいと思っていたのにとうとう漫画を積み始めるようになるまで本を買いまくっているからなのか。年末の空気に浮かれてつい買ってしまった裁断機を受け取るや否やテンションが有頂天になった挙句「紙の本として持ってなくてもいいんだけどなあ」と思ってた古書を片っ端から裁断して回ったからなのか。なんかすごく沢山思い当たるな。とにかくそんなような事柄が一致団結した上にさながら車懸りの陣が如く順繰りに攻撃を仕掛けてくるのです。何度も。こんな状態でははかどるはずがない。

 そんなこんなで結局去年読めた本は3冊でした。正確に言えば年の前半に4冊目に手を出して以来7ヶ月くらいかかってます。ここまで時間が掛かりすぎると最早冒頭部のあたりで筆者が何を言っていたのかすら遠い昔の出来事のようです。内容を思い出そうと試みると違う本のことを思い出しそうになります。最早1冊の本を通読するに耐えうる期限を大幅に超過していると言ってよいでしょう。そもそも1冊の本を通読するに当たって割り当てるべき最大の時間は精々2ヶ月です。そもそも小説の類なら1ヶ月もあれば世の殆どの本を読むことは難しくないでしょう*1。それを今の僕は7ヶ月もかかっている。しかもまだ読み終わっていない。さらに言えば半分しか読んでない。なぜか。誘惑に負けすぎたからです。

 ここまで時間が掛かってしまった以上、この本に対する取り組み方は「もう諦める」か「かいつまんで読む」かのどちらかしかありません。なんたって冒頭部を読んだ頃の自分とは既に7ヶ月もの距離で離れてしまったのですから。「再読する」という選択肢もあるといえばありますが、とりあえず今はそれを選ばないでおきます。今読んでる本は小説でないうえに同じ作者の他の著作と論旨が被る箇所がそこそこあるので、この本に執着しなければならない理由があまりありません。よくよく考えたらこれも大きな理由かも・・・。今月中にはとりあえず決着を付けて次に移りたいものです。

*1:例外はありますが。百年の孤独とか金閣寺とか百年の孤独とか